看護師として「行政職」「教育職」「研究職」に就く

住民に保健指導、健診等のサービスを提供

看護師の資格を活かして「行政職」「教育職」「研究職」で活躍する人も少なくありません。「行政職」の代表としては、保健所や市町村の保健センターでの勤務が挙げられ、保健師とともに地域の人々の健康管理や病気の予防に努めている看護師が大勢います。

近年は保健や医療、福祉に関する総合増壇窓口を役所内に開設している市町村も増えており、住民からの健康相談にのったり、各種行政サービスの案内手続きなどを行ったりする仕事もあります。これらの仕事を希望する場合には、保健師の資格を取得しているほうが採用されやすくなります。

「教育職」としては、次の世代の看護師を育成する看護師養成所の教員になる道があります。看護教員になるためには、5年以上の臨床経験があり、なおかつ厚生労働省の認定期間で1年間の研修、もしくは、地方で実施される6ヶ月間の研修を終了する必要があります。看護大学や看護短期大学では独自の条件で教員を採用しています。

最後は「研究職」です。医療の高度化と専門化にともない、看護職が担う仕事の範囲はより広く、深くなってきています。そうしたなかで、看護を学問として体系化することや専門分野の研究、また、大学における教育のニーズが高まり、この10年、看護系大学や大学院の新増設が進んでいます。

大学や大学院の教壇に立ちながら、臨床現場で役立つ看護学の構築や関心のある研究テーマを追求することも、看護師に開かれている将来の道の一つです。