年収だけでなく、子育て支援制度の有無、職場の雰囲気などもよく確認しましょう

貴方にピッタリなのはどのタイプ?

労働条件の確認
看護師の専門誌の巻末やネットで目にする機会の多い病院やクリニックの求人広告には、労働形態や基本給、労働時間などが掲載されていますが、年間の休日数は勿論、有給休暇の消化率なども把握するようにしましょう。

スタッフの年齢構成
20代前半の新人、30代の中堅、40代以降のベテランまで、年齢層が幅広い看護師が均等な割合で働いている職場は、特定の年齢層に負担がかかることなく、また出産、子育てをしながらでも働ける環境が整備されていることを示しています。

中堅層が少ない職場は結婚、出産、育児、介護等のライフイベントの際に辞めざるを得なかった看護師が多いことを示していることが考えられます。逆に子育て中のママさん看護師が多いところは、支援体制が充実しており、これから結婚や出産を経験する若手のモチベーションの向上にもつながります。

離職率
「病院における看護職員需給状況調査(日本看護協会)」のデータを見てみると、政令指定都市・東京23区の病院における離職率は9.5%、それ以外の地域(過疎地は除く)の病院では8.7%、過疎地の病院では6.4%という数字が出ています。離職率が低い病院は、PRポイントとしてホームページに具体的な数字を掲載していますが、離職率の高い病院はホームページなどに掲載していません。

求人情報サイトで1年中看護師の募集を行っている病院は、入職者がすぐに辞めてしまう環境にあることが考えられますので、要注意です。大手の人材紹介会社ならば、紹介される案件の詳細なデータを持っているので、離職率などもわかります。

職場の雰囲気
インターネットや雑誌等の求人広告だけでは、職場の雰囲気は全く分かりません。しかし、大きな病院では、患者さん向けのホームページとは別に、新卒予定者や転職希望者を対象とした看護部独自のホームページを持っているケースが多く、新人やベテラン看護師の「生の声」が写真入りで掲載されています。1日の業務の流れ、その病院を選んで良かった点、先輩と後輩の人間関係など、多くの情報がわかります。

また、看護師に特化した人材紹介会社では、キャリアアドバイザーが施設で直接、人事担当者との面談や病院見学を行ったうえで、案件を紹介しているので、サービスを活用してみるのもよいでしょう。近年は病院見学を定期的に開催している施設が増えてきたので、積極的に参加してみましょう。

ワークライフバランスは実現できそうか
「子供の手がまだ離せないので、日勤のみの職場で働きたい」「労働環境がハード過ぎて体を壊したので、給与は減っても仕事と生活の両立がしっかりできる施設で働きたい」などが転職の主な理由となる場合、短時間正職員制度やワークシェアリング、育児短期時間勤務、夜勤軽減・免除などの導入実績があるかどうかを調べておきましょう。